2014年1月29日水曜日

暖炉で黒パンを焼いてみる


すっかり定着している我が家の「暖炉 de Baking」(ダサっ)

なんてったって300度近い温度が2時間近く持続するんだもの
これは何か焼かない手はない。

恒例の週末用の白パン(Brötchen)は、半年以上ずーっと焼き続けているんだけども
私のつわりが始まってしばらくしてからは、このパンを作るのもおろか、見るのも食べるのも
嫌になってしまった。

というのも、つわり中はどうも味が濃いものや香りが高いものがすべて苦手になり
したがって、普段ならめっちゃ美味しいと感じる釜焼きのパンや、あとは自家製の野菜など
もー勘弁してくれという感じだった。

どちらかというと、健康的なものよりもコンビニのおにぎりのような無機質で味気のない
食べ物をよく欲していたと思う。


白パンを食べなくなってからは、その辺で買ってきたパンや何故か冷凍のバケット、
スーパーのクロワッサンにはまってしまい、毎朝あまり体によくない様なパンばかり
食べていて。

それを見かねたマー先生が、ここはいっちょ違う種類のパンを焼いてやると言って
オーブンの温度リサーチを開始。

火を入れてから、釜の温度がどうやって上がっていくのかとか、付きっ切りでデータ取りして
それをグラフにしたりしていた。

彼の焼くパンはドイツでは「sauerteig」(サワー種のパン)と言われていて、ライ麦に水を足して
発酵させた天然酵母を使います。

酵母の元種はこれまた毎週パンを焼いているマー母からおすそ分けしてもらい、冷蔵庫で
ゆっくり育てておきます。

実はマー先は日本に住んでいた時も、定期的にこのパンを自分で焼いていました。

ドイツパン専門のベーカリーに行けば、そこで黒パンが買えないこともなかったんだけど
なにしろお高い。

かといって日本人が大好きな、あのフワフワの食パンではどうも物足りないらしく
最終的にはガスオーブンを買ってあげて、せっせと自分用に黒パンをこさえていたのです。

その頃使っていた伝統レシピに、日本ならではのスパイスが少々加わった彼の黒パン。

7年の時を経て、ここ本場ドイツで復活しました。



今回は来客の多い週末だったので、多めに焼いたようです。

試しにということで、小麦ライ麦、それとDinkelという小麦粉よりも栄養価が高いスペルト小麦の
配合がそれぞれ違う物を焼き上げました。

あんまり大差は感じられないんだけど、私的に好きなのは小麦ライ麦が半々の
俗に言うミッシュブロート。

なつかしい、マー先生の黒パン。
焼き立てにバターをたっぷりつけて食べるのが、一番おいしい食べ方。

左上の丸いのは型が足りなかったので、陶器製の御ひつで焼きました。

右上はマー母がいつも焼いてるパンで、これはライ麦の割合がかなり多く、しかも
dinkelと配合しているので、ものすごい健康的なパン。

彼女は「ド」がつくほどストイックなナチュラルエコおばさんなので、自分が焼いた以外のパンは
食べません。

私はこれを3日食べ続けたら1週間は間を空けたいぐらい、とにかくヘビーなパンなんだけど
彼女は毎日2食は必ずこれです。

日本人的に言うと、毎日毎日玄米を食べているような感覚でしょうか。

でも、確かに健康的。


で、最近開発した黒パンの美味しい食べ方。

え、知らなかったのは私だけ???



こちら、クリームチーズをたっぷり塗った黒パンに、ローストした酢漬けのパプリカを
のせて食べるもの。

これに小ねぎ的なものを散らしたら、見た目にももっとおいしいはず。



ついでにお勧めなのがこのペースト。


「Ajvar」という、パプリカとナスのペーストです。

前にセルビアという国の友達を訪ねたときに、お土産でもらって大事に食べていたんだけど
ドイツでも似たようなものが買えると判明。

以来我が家の冷蔵庫でいつもスタンバってる、パンの相棒です。

これは、そのままでもおいしいけどカマンベールをのせて一緒に食べるのもおいしい。

このペースト。
近所の某安売りディスカウントスーパーで買えるんだけど、安いくせに余計なものが
一切入ってない。

逆に前、某デパ地下の食品売り場で買った同様のものは値段が倍ぐらいするのに
保存料やらアロマやら余計なものだらけ。

高けりゃなんでもいいってもんじゃないのね。


この釜焼きの黒パンも冬季限定ということで、我が家では季節の食べ物になるんだろうな。

でもこれで旬の野菜や果物を心待ちにするように、冬の楽しみが増えたね。

ありがとう、パン焼きおじさん。

2014年1月28日火曜日

雪の日の誕生会

先週の出来事でも。

ついにこちらドイツ東部でも雪がふりました。



雪の写真と思ったら、室内からちらっと見える写真しかなかった。

ついでに言うと暖炉のお部屋はこんな感じになりつつあります。


週末はマーの誕生日。

「プレゼントはいらないから、土曜日に神様に頼んで雪を降らせてくれ。
そして一緒にLanglaufに出かけよう。」

火曜から降った雪は、土曜にはLanglaufができるぐらいの深さになっていた。

願いが叶ってよかったね。

土曜は出かけなかったけど、少なくとも綺麗な雪景色と共に朝を迎えられて、ご満悦のご様子。


ドイツの冬には雪がなくっちゃ話にならない。
雪の降らない冬は、太陽の出ない夏と同じぐらい、どんよりとして気分も暗くなる。

しんしんと雪が降り続くそんな土曜日の夜、我が家で誕生日を行いました。

この誕生会、実は私の体調次第だったんだけど、最近は調子も良く、1日ぐらい
張り切ろうということで1週間前に友達に集合をかけて集まってもらいました。

少し急だったので、招待して集まったのは9人。友達がその友達を連れてきたりして
結局12人になり、こじんまりとしたパーティーが行われたのでした。

料理はカレーを3種類作り、あとは暖炉のオーブンでイランレシピのナンを沢山焼いて
もてなしました。

量は多かったけど、カレーは楽でいい。
洗い物も少なくて済むし、とにかく皆喜んで食べてくれた。

最近お弁当の仕事も休んでいてすっかり忘れていたけど、やっぱ私好きだなー
沢山の人が自分の料理を食べて喜んでくれるの。

お弁当も早く再開したいな。

この日忙しさも手伝ってか、つわりの症状は丸っきり出なかったんだけど、沢山動いたり
立ちっぱなしだったので、時々お腹が張ってはちきれそうな感じになった。

最近はつわりが治まり、体も精神状態も普通なので、たまに妊娠していることすら忘れるの
ですが、この時期に無理すると、こういう症状が出てくるのね。

ちなみにお腹の子はすでに5ヶ月で先週を境にグンと大きくなり、今ではどこからどう見ても
妊婦な私です。

その姿が不思議すぎて、でも怖いもの見たさで鏡の前でお腹を出して観察したり
しています。

ここに、人間が入っているのかー

ふぅー。。。。


さてこの夜、音の宴。

ギター、チェロはいつものメンバー、それに今回はバイオリンが加わり、すごい事に
なっていた。

持つべきものは、楽器が弾ける友。

こんな人たちが身近にいてくれて幸せです。

ギターを弾いてくれるのは、マーの親友のA。
彼はルシアーで、ライプチヒの工房でクラッシクギターを作っています。

そしてチェロ弾きのSは、以前はオーケストラでも演奏していたプロ奏者で、今は教会などで
単独演奏したりしています。
ちなみに彼はアイスクライマーでもあり、前に紹介したこの森の小屋の住人でもあります。

このチェロがまたすごい。

どんな音楽でもどんなリズムでも、あのチェロの音でガンガンに、だけど上品に絡んできて、
それがまた楽曲にものすごい表情をもたせるというか。

みんな息を呑んで黙り込みます。

マーは彼がチェロを引く姿を見てはその才能を羨み、自分の凡人加減を嘆いています。

「俺が女だったら、あいつに絶対惚れるね」

確かに、あれは惚れそうになる。

そして昨日マーと話してました。

生まれてくる子供には、ぜひチェロを習ってもらおうかと。

何なら私もチェロを弾けるようになりたいから、一緒にS師匠の指導をうけたらどうかと。

いや、そんなことよりこの町にはとても良質な音楽学校があるので、そこに通わせるのは
どうかとか。。。。

夢が広がるなー。



そんな感じの誕生日会。

私は案の定途中で寝てしまいましたが、パーティーは深夜2時ごろまで続き
みんな雪の中、震えながら帰ってゆきました。

次は3月、わたしの誕生日。

パーティができるぐらい体調が良ければいいなー。

2014年1月21日火曜日

初めてのシュワ-ベン語

変な天気が続いています。

湿っぽくて、寒くて暗くて、ドイツ人が一番嫌う天候ですね。

雪でもドカって降ってくれたら嬉しいんだけども。

日曜の夜に、去年うちの暖炉を作ってくれた暖炉職人の親方が遊びに来てくれました。

彼は相変わらず従業員は雇わず、うちでやったようなワークショップをドイツ全国のあちこちで
実地して作業員をつのり、暖炉を作り続けています。

そして今週からドイツの北東部の島、リューゲン島にある城の暖炉を作るために
南ドイツからトラックで向かう途中、うちに寄り道して1泊していったわけです。

今回は友人でもある木工職人を引き連れてやって来たのですが、ここからが本題。

彼らは南ドイツのある地域で話される「シュワ-ベン語」という方言で話すのですが
そのドイツ語がこの日、半分ぐらいの割合で理解できなかった。

これはけっこう衝撃でした。

去年の3月に会った時も大分わからなかったけど、あの時は私のドイツ語能力の問題だと
思っていた。

あれから1年ちかく経ち、私のドイツ語力もそれなりに飛躍しているはず。

そんなはずはないと耳を疑ったけど、これきっと、方言のせいですね。

連れの彼は軽くしゃくれた感じで、さらに舌っ足らずでしゃべり方も独特で、もう殆どわからず。

だから会話が成り立たず、相手がしゃべってる間に頑張って集中して聞くんだけど
それでも分からなくて固まるか、何度も何度も「え?何て?」と聞き返すかの繰り返し。

ゆっくり喋ってくれてもあまりわからない。速さの問題ではないの。

多分聞いたことのないトーンだったり語尾だったり言い回しだったりするので、脳が受け付けない
んだろうな。固い固い私の頭。

「もう、話しかけないで。。。」

久々にそんなことを思いました。

普段からテレビでも見ていれば、知らない地方の方言に馴染みも出てくるんでしょうが
テレビも見ないし、地方の人と知り合う機会というのも少ない。

知ってるドイツ人にもちょっと違う喋り方だなという人はいるけど、注意深く聞けば言ってることの
大体はわかる。

前にベルリンに行ったとき、駅で道を尋ねたドイツ人のおばさんも実は道に迷っていて
なんだかんだでその人と行く方向が一緒で、電車に乗りながら色々話したことがある。

その人はミュンヘンから友人を訪ねに来ていて、ミュンヘンあたりで話される「バイエルン語」で
バリバリ話す人だった。

「あー、これが噂のバイリッシュか。でもちゃんと分かる、余裕余裕!」

なんてその時は思ったものだけど、今回のシュワ-ベン語初体験で私の自信は
揺るぎました。

そういえば何週間か前に、トラックの運転手に道を訪ねられたマーとの会話を助手席で
聞いていたんだけど、その運転手の方言に思わず噴出しそうになってしまった。

聞くとハンブルグあたりの方言らしく、これもいつも聞いてるドイツ語とは全然ちがう。

方言をバカにしているわけではなくてね、面白いなーとおもうんですよ。
同じ言語でこれだけ違うというのも。


この辺で話されるのはザクセン弁と言うんだけど、これは多分ドイツでもトップクラスに
入るくらい訛りのキツイ方言で、ライプチヒの大学などに他所の土地から学びに来た人は、
まずはこのザクセン弁講座を受ける人も結構いるみたいです。

方言がわからないと、講義も受けられないと、、、、それくらい酷い。笑

なので私のこの度の衝撃体験も、ドイツ語のレベルにもよるかもしれませんが
この辺に来た人はもれなく体験することになると思います。

私は標準ドイツ語を習いながらも、このザクセンのズーズー弁に囲まれて生活していますが
今だに衝撃を受けるときがありますから。


で、こんなものを見つけたんですが。。。

これがそのザクセン弁。



そして、シュワーベン弁



どちらも吹き替えなので、ちゃんとクリアーに喋ってるとは思うんだけど
それでもやはり、ザクセン弁のほうが聞き慣れていてすんなり分かる。

自分ではこういうしゃべり方はしないけど、いつも聞いてる言葉だわ。
ていうか、話し言葉はもっと酷いけど。

一度特徴をつかめば、後は慣れだと思うんですけどね。
たとえばシュワ-ベンは「S」の発音が「Sch(シュ)」ってなりませんか?
それがなんだか可愛いんだよなー。

ちなみにザクセン弁は、すべての母音にウムラウトがつく感じです。

「Hallööööööööö」
「Hey,Düüüüüü」

とか。笑

そして面白いのが、方言の真似をする人。

例えばバリバリの関西弁をしゃべる人が東京の言葉を真似するときに、どこか無理があり
そしてどこかバカにしているのが面白いように、ドイツ語でもなんでもそれはおかしいです。

マーのベルリーナの真似や、バイヤーンのザクセン弁とか超おもしろいから。

ていうか、私が好きなだけかな??

ぜひ、身近の人にやってもらってください。

2014年1月14日火曜日

ドイツで買える日本の植物2014


今年も廻ってきました、「Rühelmann`s」のカタログ。
北ドイツの方にある、ハーブや香りがする植物の専門店で、カタログ販売も行っており、
苗や種の配達もしてくれる。

毎年マー母の元にカタログが届き、近所の園芸好きな人の間でこのカタログを廻して
まとめて注文します。

私はこれまでに、日本のミョウガ、ドクダミ、タイバジルなど取り寄せて育てました。

ドクダミは去年、ドクダミ茶を作りたくて買ったんだけど、日陰で繁殖してもいい場所に
苗を植えましたが、なかなかうまく育たなかった。

ドクダミなんて日本じゃ雑草として、本当に迷惑がられる存在。

放っておけば永遠に繁殖するという厄介な植物が、ドイツにくると気候が違うせいか
丁寧に水遣りをしないと育たないらしい。

ドクダミに水やりなんて!
そう思った私は、ドイツでも茂ってみせろとスパルタで育てましたが(放置ともいう)
次第に葉が枯れてゆき、お二階さんやマー見かねて世話をする始末。

その後ドクダミは枯れ果ててしまったようだけど、もしも日本のやつみたく、あの憎たらしいまでの
生命力があるならば、きっと根は絶えず今年は花を咲かせてくれるだろうと期待している私。

園芸心ゼロ。

のくせに、今年は何を頼もうかなー。




去年のカタログでは、1ページのほんの4分の1ぐらいのスペースでしか紹介されていなかった
ミョウガが、今年は1ページ丸ごと独占で育て方など事細かく説明されています。

ドイツ人がミョウガを一体どのように料理するのか気になるところ。

そして、今年とても気になったのがこの「Buddhas Tee」。


 そう、仏様のお誕生日の時に飲まれる甘茶です。

それ以外でも飲みますが、うちでは子供のころ4月の仏様のお誕生日がくると
いつも飲んでいたという、馴染みのあるお茶です。

だけど、こんなアジサイの葉のお茶だとは知りませんでした。

こちらは2ページ独占で茶葉の作り方など書いてあります。

これは、是非買ってみよう。

その他には葉っぱもので、水菜、壬生菜、明日葉とか、変わったところでは朝鮮人参や
鉢植えで育てられるワサビなどもありました。

もちろん日本のものだけでなく、世界中の珍しい植物も満載。

まだまだ1月だけど、もうすぐ室内で育てておく苗の種まきはしようと思うので
今年の畑計画のことも、そろそろ考えなくては。

 Rühelmann`sのサイトはこちら


追記: さっきカタログ見てたら、なんとウドとラッキョウもありました。

 

2014年1月11日土曜日

パスタマシンでラーメン


食欲が大分戻ってきた今日この頃。

ちょっと前までは食べ物のことを考えるだけで気持ち悪かったのに、最近は食べることに
希望を持てるようになってきた。

ありがたいことです。

先日、「南極料理人」という日本の映画を観ました。

南極調査隊に付き添って、1年間基地で料理人をした人の話しなんだけど、その映画の中で
ラーメンがどうしても食べたい人のために、ベーキングソーダから麺作りに欠かせない
「かん水」に近いものを作り、手打ちのラーメンを作りあげるというシーンがありまして。

 これを観てから、モーレツにラーメンが食べたくなった私。

インスタントではなく、日本で食べるようなちゃんとしたラーメンが食べたい。

 ということで、麺から作りました、手作りラーメン。

まずは、クリスマスプレゼントに買ってもらったパスタマシーンで、中華麺を作ります。


そして、チャーシュー、メンマ、ネギ油などを作り、スープも作って完成。

チャーシュー麺!

お味はどうでしょう??

うーん、麺はまずまずといったところ。80点ぐらい、惜しい!

だけど、インスタントとは全然ちがうし、スープもチャーシュー作りで豚を煮た汁を使ったので
薄味のしょうゆとんこつみたいな感じになりおいしかった。

しかし、まだまだ研究が必要。

ドイツの小麦粉は日本のと若干成分が違うので、日本のレシピどおりの粉を使うと
失敗する可能性が大きい。

今回は、405の薄力粉と1050の強力粉(私はこう区別してます)を使ったけど、いまいち
コシが足りず。

水分の問題か?グルテン量??

いつもうどんを打つとき、コシを付ける為にタピオカ粉を配合しますが、次回はこのラーメンの
麺にも使ってみようと思う。

分量さえ決まってしまえば、麺作りなどめちゃめちゃ簡単なので、これでいつでもおいしい
ラーメンや焼きそばが食べられるとなると、研究にも熱が入りそう。

完成したら、レシピ公開します。

そして、この度初めて使ったパスタマシーン。

イタリア人の知人から、買うなら絶対コレ、むしろこれ以外は買うなと言われた、
イタリア人お墨付きのマシーンです。(画像はお借りしてます)


 他の物を使ったことがないので比べようがないんだけど、使い心地はとても良いです。

そして、マシーンでの麺作りは楽しい。

これで餃子の皮も簡単にできるし、、、ってパスタ麺を作る気など更々ないのですが
まぁ、そういう目的で買ってもらったものなので、良しとしましょう。

2014年1月7日火曜日

ツワリのオワリ、そして希望


妊婦話になります。

この2ヶ月は生活にメリハリがなく、すべてをつわりのせいにしてドヨ-ンと過ごしていました。

実際、すべてつわりのせいなんだけども。

ホルモンの偉業。
すごいですね。

お腹に宿ったソラマメ大の生命が、大人一人をコレほどまでに窮地に追い込むとは
たいしたもんですよ。

前の記事にも書いたけど、私は残念ながらこの妊娠初期という期間を全然楽しめません
でした。

食べ物はおいしくないし、食べられるものが限られてくるし、食べても飲んでも吐く日もあったし
情緒不安定で、いきなり号泣しだしたり。

人に会うのも億劫で、出かけるといったら馬がいる散歩道。
人間に会うよりは馬に会いに出かけ、馬糞を拾うという週末が何度もあった。

田舎に住んでいて良かったと、また強く思ったものです。

 気分転換で街に出るのも、電車や車で吐き気をこらえるのを想像するだけで気が滅入り
ということで、出かけたのは前に記事にした友達のカフェのみ。

12月のイベント盛りだくさんで、誘いが沢山かかるこの時期が一番キツかった。
 クリスマス時期でみんな楽しそうなのに、なんで自分だけこんなズタボロなんだと。

クリスマスマーケットは1度通りかかったけど、グリューワインと揚げ菓子と焼いた肉とタバコの
混ざった臭いがダメで3秒で出てきたし、この時期クリスマスを話題にするブロガーさんが
多いけど、それを見るのもつらくて、パソコンを開くのは調子のいい時だけ。

それもこれも、私のせいじゃない。

ましてや、周りで普通に楽しんで生活している人のせいでもない。
すべてはホルモンのせい。
憎むなら、ホルモンの野郎だ。

はぁ、それにしてもいつかは終わるんだと言い聞かせて、耐えて耐えての2ヶ月。
肉体的にも精神的にも、今まで生きてきた中でこんなにしんどいのはなかなかないレベルだった。

 今後出産と言う大仕事が待ってるけど、それは痛みを何日か我慢すればいいだけの話。
(なんて簡単に書いてるけど、大変なのは重々承知です。)

だけどつわりは、痛みはないけど最悪な気分のままずーっと過ごさなきゃいけない。

 産みの苦しみとツワリの苦しみ。
どちらが大きいのかまだ分からないけど、わたしはツワリのほうが苦しいと思う。

 ひどい二日酔いのような状態が2ヶ月も続いたら、そりゃ気が狂いそうになるでしょう。
便器に顔突っ込んで号泣してる嫁を見れば、旦那だって凹むでしょう。

ああ、いやだ。思い出すだけで吐き気がするわ。
早くこんなのは思い出話にしたい。

最近はうれしい事に、そんな日々がそろそろ終わりに近づいているような気がします。

少なくとも、朝起きてから夕方5時ぐらいまでの体調がすこぶる良い。

ひどいのはほぼ寝る前だけで、寝てしまえばまた快適な朝がやってくるわけだから
気分が大分楽になってきた。

この調子で、徐々にフェイドアウトしてくれることを願おう。

ブログも書きたいこといっぱいあるし、旅日記も終わらせたいし、そろそろリズムをつかんで
とにかく普通に毎日を過ごすことが、なによりもの希望です。

2014年1月1日水曜日

一人大晦日、新年あけましておめでとう!


あけましておめでとうございます
皆さんにとって、2014年も楽しく健康で、実り多い年に
なりますように!


お久しぶりの更新ですが、現在私は部屋の片隅で、一人ぼっちでブログを書いているという
寂しい大晦日をすごしています。
(予約投稿するので、現在は年明け1時間前です)

 
ドイツではSilvesterと呼ばれる今日、 カウントダウン目前からロケット花火やでっかい音の鳴る
花火があちらこちらで打ち上げられ、しばし戦争みたいな状態になります。

私はこのうるさいドイツの年越しがどうも苦手で、今年も日本に帰省したかったのですが
その願いは叶わず。

それはなぜかというと、、、、という話になるんですがー

えーと、ここでご報告することがありまして、いきなりですが新年だし、おめでたいニュースをば。

実はこの度お子を授かりまして、元旦のこの日で丁度4ヶ月目に突入しました。

これにはホント紆余曲折がありまして、そのことについてもいずれ書こうと思うんですが
2年前に流産したこともあったので、これはちゃんと安定期に入るまで言うまいと
親しい人にしか報告していませんでした。

やっと授かったという喜びはもちろんあったんだけど、この2ヶ月は初めて経験する悪阻(つわり)にやられっぱなしの毎日で、妊娠初期という時期を全く楽しめませんでした。

私が今日一人で過ごしているのも、そのつわりのせいです。

ここ数日で大分楽になってきた感はあるんだけど、最近は毎日夕方5時からつわりタイムが
始まるので、今日行くはずだった年越しパーティーは断念。

行けない体調でもなかったけど、人ごみと酒とタバコの臭いと、皆楽しそうにお酒を飲んで
おしゃべりしたり踊ったりしている中、私は茶をひたすらすすりその臭いに耐え、吐き気を
我慢しながら、楽しめるはずがない。

一人寂しく年越しそばをすする自分と、楽しくないけど寂しくないところにいる自分を想像して
うーん。。。。どうしようか悩んだ挙句、家にいる事に決めました。

マークスは、最近は具合の悪い私の姿しか見てなくてかわいそうなので、今日ぐらいは
遊んでおいでと言って送り出しました。

 一人で年越しとは、生まれて初めてのことです。

 いや、一人じゃないか。よく考えたらお腹の子が一緒じゃない!

寂しくない、寂しくない。

今年のしめくくり。鶏南蛮そば。ちなみに最近の主食は冷たいそばだったり。

とりあえず、もうすぐ年が明けますが、年末も年越しも関係なく私のつわりは続き
パソコンの字を見るのも10分が限界なので、今日はこの辺でおしまいにします。

本当に色々と書きたいことがあるんですが、それは追々少しづつ書けたらと思います。

新年早々、私の体調報告みたいになりましたが、とにかく年越しを一区切りと思って、お子と
マーと3人で頑張ってきたので、やっと報告することができてすごくスッキリしました。

新しい年にふさわしい、今日1日の始まりです。

 今年もどうぞよろしくお願いいたします。