2013年12月21日土曜日

本日開店、そして閉店。


半年ぐらいかけて、やっとこさオープンに漕ぎつけた友達のCAFE@ライプチヒ。

みんな仕事してるしで、なかなか内装工事が進まなかったんだけど、週末を利用して
ちょっとずつ進めていった。

物件となったアパートの1階にある店舗用のスペースは、このCafeプロジェクトの1人が
住居として借りている部屋の一部で、せいぜい10畳ぐらいのスペースなんだけど
出来上がりは思ったよりも居心地のいい空間になっていた。



 オープニングパーティがあるというので、ちょっと遅めに花束を持って出かけると
仲間内とはいえ、たくさんの人で店内が賑わっていました。

「おめでとーー!!!」

と、お祝いの言葉を投げかけると、ちょっと悲しそうな顔をした友達が気まずそうにこう言った。

「ありがとーーーー。やっと出来上がったよ。いい感じでしょ、だけど今日で閉店。。。」

え???

今なんとおっしゃりました???

話を聞くと、私まで怒りがこみ上げてくる内容だった。

この物件の賃貸人である彼もCafe作りに参加している人で、Cafeをオープンさせるにあたり、
大家さんの許可を得なけれればなかった。

まぁ、それは当たり前の話で。

で、彼の方から大家さんとの話はついてるから、工事を進めようということで、ゆっくりだけど
なんとか形になるまで持ってきた。

みんな疑いもせずに。

金曜のオープンを目前に友達に招待メールを送り、そりゃーみんな楽しみにしていたと思う。

しかしオープン前日、 上に住んでいる大家さんが様子を覗きに来て一言。

「なんですか、コレは!聞いてません!許可もしてません。」

ここで開業することは120%あり得ないと、相当ご立腹だったようで、一同唖然。

しかし1日限りの営業で、それ以上は開けませんと約束し、昨日のオープニングパーティだけは
ちゃんと行われた。

開店のお祝いに駆けつけて、閉店の話を聞かされるとは。。。。

友達は前の日に泣き崩れたと言っていた。

その物件の賃貸人を問いただすと、なんだかんだ言い訳をして責任逃れしている模様。

もちろん彼の姿は、そのパーティでは見かけませんでした。

なんでこうなっちゃうんだろう、、、

というか、コレだけじゃなくて私の周りではこんなことが日常茶飯事に起こる。

すごく残念な言い方をすると、いい人なんだけど無責任すぎる人が周りに結構いる。

一言言えば済むだけのことを、そんな簡単なこともできない人が多い。

このCafeだって、彼が大家の許可が得られていないと言えばいいだけの話で、許可が
下りないのは彼の責任ではないし、だれも彼を責めたりはしないと思う。

それを言わなかったら後でこういう事になるとか、なんで考えられないんだろー。

ついでに書いちゃうけど、うちの内装工事をしている時、助っ人で来てもらうはずの友達が
結局なんの連絡もなしに来なかったり。

1週間後に連絡がついて聞いてみると、「ごめん、忘れてたっ」って君ねー。。。。
その前の夜に電話したじゃない、そしてちゃんと来ると約束したからご飯も用意してたのに。

欠員が出たので、その日の作業工程が狂い、結局他の助っ人が予定変更して延長して
手伝ってくれたり。

この場合も「ゴメン、行けなくなった」と一言言えばいいだけの話でしょーよ。
来れなくなったことは、誰も責めないって。。。

で、こういう人たちに共通してるのは、一見ホントにいい人そうだと言うこと。
人当たりも良く、話も上手で、おおらかで楽しい人。

だけど、ちゃんと付き合っていくとボロ出る人が多い。

それで私も何度残念な気持ちになったことか。

最初からボロを出しておいてもらったほうが、余程ありがたい。

このCafeの一件もそうだけど、私の周りにいる不愉快極まりない人に対しての対応が
これがまたすごい所で、これが超個人主義の欧米人だわーと、思い知らされる。

こんだけ和を乱したり、人を裏切ったり、残念な気持ちにさせる人がいるのに、こっちの人達って

「ま、こういう人だから仕方ないんだよね、あいつはあいつで他にもいいところがあるし
とやかく言ったところで、変わんないよ。なぜならあいつはあいつだからさっ」

みたいな事を言って、一通り呆れたり文句言ったりするけど、怒らないの。
そして、当の本人も謝んないの。

そこで一発ガツンと言ったりしないから、それに甘んじてまた同じ事を繰り返すという結果。
まぁ、それでも友達としての関係は続いてゆくという。

これね、日本だったらまず土下座もんで、昔だったらハラキリですよ、ハラキリ 笑
信用を失って、はぶかれるなり友達なくしたりしますよ。


私は、こういうドイツ人の冷静で大人な反応を見て

「こんなやつ、ぶっ飛ばしちゃえばいいんだよ!で、金輪際お前の顔など見たくないとか
言ってしまえ!」

 とか思いながら、いっつもヤキモキしているのです。

 素直に過ちを認めて誤るということができない欧米人。(謝ったらオワリ、負け)

謝罪の美学とも言うのでしょうか、
悪いことをしたと思ったら理屈抜きに潔く謝る日本人。(謝らない事には始まらない)
 (まーペコペコ謝りすぎるのもどうかと思うけど)


たとえそこに自分の意思がなくても、結果人を傷つけてしまったり、悲しませたりしたとき、
素直に謝れる心だけは、この先どんだけ長くドイツに住もうとも、忘れたくはないですね。

ということで、Cafeの話から脱線しましたが今日言いたかったことは

とりあえず、ドイツ人ちゃんと謝れや!

ということですね。

謝ったところで、結果は変わらない?

でも謝れや!

2013年12月13日金曜日

無題

うーん、暇だ。

金曜の夜だというのに、一人部屋の片隅でカモミールティーを飲みながら「紅の豚」を
観ておりました。

私、ジブリとかアニメ系が全然得意じゃないんだけど、もうすぐ旅日記で書こうと思っている
アドリア海の写真を見ていて、ふと紅の豚を思い出したのです。

いい映画だった。優等生。
いい話すぎて、キレイすぎて、毒にもならないのがやっぱりジブリ作品だけど、その中でも
ちゃんと最後まで見れた映画だった。

で、別に映画の話ではなく。。。

今日は風邪引いて寝込んでおります。

本当は、おなじみ近所の廃墟のイベントに行くはずだった。

けっこう楽しみにしてたのに。。。

今日のイベントは、ドイツの軍人としてアフガニスタンに駐在していた人の写真の上映会。

軍人と言ってもその人は兵士ではなく、救命隊員として赴任していたらしく、戦場のことだけでなくアフガン人の日常をたくさんカメラに収めてきたそうで。

 しかし熱があるので、断念。
その後友達の誕生日パーティーもあったのに、それにも行けず。

おとなしく1人で養生しています。

そういえば、前にも記事にした龍馬伝は、「1回で3話連続ナイト」を頻繁に繰り返している
うちに、もう11月の半ばには見終わってしまった。

動画の投稿者さんも意図的なのか、それとも気力が続かなかったのか、最後の2話だかは
字幕がないバージョンがアップされていて 、クライマックスだというのに、いちいちマークスに
翻訳しながらという感じだった。

最終回どんな風に終わるのか楽しみだったけど、龍馬の死に様が残念だったな。。。。演出が。

大河だから仕方ないけど、あんなドラマティックな死に方じゃなかったはず。
死に際が長すぎて、しゃべりすぎて、引っ張りすぎで、興醒めしてしまった。

マークスはあれからも結構のめりこみ、途中からは登場人物の役回りや、顔も名前も
一致していて、かなり面白く見ていたと思う。


ちなみにあのドラマの中で好きになったのは龍馬はもちろん、勝海舟と岩崎弥太郎とおりょう。
嫌いなのが山内容堂と半分ペーターの武市半平太だったらしい。

そして、ドラマを通じてにすぎないけど、幕末の歴史を抑えたと思っている彼は、
次に新撰組、そしてそのうち戦国時代の歴史まで遡れるポテンシャルがあると見た。

なんだけど、素材がないのよね、素材が。
字幕つきで、画像が良いやつ。
どなたかご存知でしたら、ご一報を。

しかし彼と幕末談義に花を咲かせることができるなんて、夢にも思わなかったな。

そういえば、ちょっと前にあったニュースで、山本太郎が天皇陛下に直接手紙を渡した
ことが問題になっている、という話をしたら、間髪いれず

「タイセイホウカン?」

とか言ってたし。笑

コヤツめ、わかっておるな。(もちろんジョークがという事。)


。。。。ということで、龍馬伝が今年いっぱいの娯楽なんて言ってたけど、もう終わってしまったし
今真っ盛りのクリスマスマーケットも、まだ1度も行ってない。

この時期の楽しみと言ったら、まさしくコレなんですけどね。

何かと気乗りがしない今日この頃。

まあ、でも今密かに一つのプロジェクトが進行中ではありますので、そちらに集中しています。

いずれ、多分1ヶ月後ぐらいには報告できるかと。

けっこう大変です。

ああ、熱がまた上がってきたかも。
この一晩で出し切って、良くなったらクリスマスマーケットでも行ってみるかなー。


ではでは

暇人の散文、ご精読ありがとう。

皆さん良い週末を!

2013年12月8日日曜日

馬のいる散歩道

(食事中の方はご覧になりませぬよう!)

先日、天気がいい日に散歩に出かけた。

いい季節の時は、サイクリングコースになるところなんだけど、自転車に乗るには
寒すぎたので、車で行って敷地内をぶらぶらすることに。

この場所は、その昔ロシア軍の基地があったところで、壁が崩壊して軍が撤退した後は
多少整備はされているけど、だだっ広い土地がずーっと広がっている。

そしてその土地に勝手に木が生えて、25年以上たった今では雑木林みたいになっている。

誰が持ち込んだのか知らないけど、この場所では野生の馬が勝手に繁殖していて
今では40頭近くの馬が、5つの群れに分かれてこの林のどこかに生息している。

一応敷地内は電流鉄線でぐるりと囲まれていて、あとはミネラル補給の為、塩の塊を定期的に
ばら撒いているぐらいで、それを除けば完全に野生で、餌付けもされていない。

運がよければ見られるし、全く見られない時もある。

この馬たち、なんと言う種類かは知らないけど馬の元祖で、 競馬の馬しか知らないで
育った私は、最初見たときは「なにこれ、馬?それともロバ?」と思ったぐらい、とにかく
ズングリむっくりで、ドンくさい容姿をしている。





私たちがよく知っている馬は、交配に交配を重ね人間が手を加えた、いわば品種改良の馬。
体が引き締まっていて、細く長い筋肉隆々な足や体が美しい馬。

だけどここにいる元祖馬(と言うかは知らないが、、、)は、そんなシュっとした馬よりも小ぶりで、
なんと言っても足が太くて短い。

それがまたなんとも言えず、可愛らしいのです。

たまーに餌を持ってやって来る人もいるので、袋やバケツを持っているとすぐに反応し
近づいてくる。

この日はコンポストに入れる用の馬の肥をついでに収集したんだけど、バケツを持った人間に
すぐさま 近づいてくる馬たち。

自分たちの出したものを集める人間を不思議そうに見ていて、私たちが去った後なんと食べて
いました!

まあ、でも馬にはよくあることだそうです。



そして最近新入りだというバイソンが、同じ敷地内に放たれていた。

馬の群れとはまたぜんぜん違うところに、ぽつんとひとり。
この日は1頭しか見かけなかったけど、これも自然繁殖が目的なのかは謎。

今度行った時には増えてたらうれしいなー。

ちなみにこの土地、今度はドイツ軍の施設を誘致するという計画が持ち上がっている。

馬の事を知っている市民達がたまに反対デモを行っているけど、数少ない元祖馬たちの
為にも、この土地は自然に放置と言う状態で絶対に残しておくべきだと思う。

2013年12月3日火曜日

暖炉でピザを焼く


まだまだ完成していない暖炉部屋ですが、火で暖まった部屋と言うのはとても落ち着くもので
もうすでにここで生活し始めています。

マーはここで仕事もしてるし、私は昼寝もするし、ご飯も食べちゃったり。

もう暖炉から離れられないわ。




この暖炉の燃焼持続時間。
大体10キロぐらいの木を1日1回燃やして、24時間ぬくぬくといった感じです。

火が燃えてるところの上には焼き物専用の鉄の釜があって、そこに石を敷けば石釜みたいに
なります。

直火ではないのですが、釜の中は400度ほどにもなるので、ピザなんてすぐ焼ける。


 


 この日初めて焼いたのは、トルコのピザ「ラフマジュン」。
薄生地が上手に置けなくて、周りが折れて「ピデ」みたいになっちゃったんだけど。

スパイシーなひき肉に刻んだチリとトマト、ピーマンを加え、生地に乗せて焼くだけ。
すっぱいサラダを巻いて食べます。

普段は台所のオーブンで焼いてるけど、釜焼きはやはり違うね。
パリッと香ばしく、しかも3分ぐらいで焼けてしまう。

その後は週末用のパンも焼きました。


オーブンだと230度で25分焼くんだけど、さすがはこの火力。
変な風に膨らんだものもあったけど、15分ぐらいでこの通り。

場所によっては焼き加減も違うので、均一に焼けるよう研究が必要かな。

そして、この味ったら、もう。

オーブンでも十分おいしいんだけど、釜焼きパンはもっともっちりしていて、ほのかに
香ばしい。

冬季限定ということで、これから釜焼きパンの研究に励もうかしら。

バケットなんか焼けたら、もう最高なんだけど。