2013年10月29日火曜日

今さら龍馬伝

テレビばっかり見てるわけではないんですが、またテレビの話。

2010年NHKの大河ドラマ「龍馬伝」

幕末の志士、坂本龍馬の一生を描いたドラマ。

放送開始の1月に、私は長旅を終えてドイツにやってきたわけですが、その前の年から
気懸かりで仕方なかった龍馬伝。

思えば日本からドイツに移住すると決めたあたりから、日本の歴史小説を読み漁り
その中でも私を虜にしたのが坂本龍馬。

司馬遼太郎の「龍馬が行く」も全巻読み終わり、あとは日本を出る前に高知の桂浜に行って
龍馬像に挨拶しに行こうと本気で思ってたんだけど、旅の準備が長引いて行けず。
(ちなみに大陸横断の足慣らしに、日本を出る前1~2ヶ月かけて日本を周るつもりでいて、高知もそのルートにあった)

 今でも桂浜は、死ぬまでに1度訪れたい場所です。

そして、この龍馬伝。
友達に録画を託し、毎回DVDに録画してもらってたんだけど、我が家のパソコンでは見られず。
日本からもってきたDVDプレーヤーはあるんだけど、テレビがないのでやはり見られず。

動画サイトでも見られなくて、日本に帰った時にレンタルで一気に見るかとも思ったけど
そんなに時間もなく。。。。

あれから3年が経ち、忘れかけてた頃に、今さら見られるサイトを発見!

あと2ヶ月、今年いっぱいの娯楽はこれで決まり。 
これで「いい1年だったよ」と、喜んで年が越せそうです。笑

私が見つけた龍馬伝は英語の字幕つきなので、マークスも最初から一緒に見てます。

マークスは日本の歴史は知らないけど、坂本龍馬なら知ってます。

たまに寝る前に「何か話をして。」と言われると、私は龍馬や幕末の話をするんですが(色気ゼロ)
話し出したら3分ぐらいで眠りに落ちる為、 今では寝つきが悪いときに「龍馬さんの話をして」
と言われます。

だから彼にとっては、いっぱい話は聞いてるけど、うすぼんやりの坂本龍馬。

この機会に見てもらいましょう。

第1話

記憶の中の龍馬伝が、映像と共に掘り起こされるように蘇ってくる~

「わー、福山かー、そっかー」
「弥太郎が香川。ハマってるなー」

もうこちらはノリノリで見ているので、つい日本語で言葉が出てきてしまうのです。

「以蔵、だれだこの子は?」
「宮迫!」
「武市半平太!!!!」

といった時、マークスが反応した。

「たけちゃんペーター???」

「ちがう、武市はんぺーた。」

「半ペータ??半分ペーターってこと?」

そこからは、もうドラマに集中できず大笑い。
マークスも自分で言っておいて「半分はペーター」というのが相当ツボだったらしく、
冷静になるまで時間がかかった。

気を取り直して、最後まで見終わる。いやーいいんじゃないでしょうか?
しかも、あと47話もこんな楽しみがあるなんて幸せだー。。。

一緒に見られるというのもいいしね。

ちなみに、最終的に武市半平太は、マークスの中で「半分たけペーター」になってました。

もう、面白いけど、もっとちゃんとまともなコメントくださいよーと聞くと

「この時代の階級差別が、上司部下、先輩後輩という形で今の日本にもちゃんと残ってるね。
上は絶対!みたいなのは、ここから来てるんだー」

 うん、鋭いご意見。

多分このドラマを通して、彼はもっと日本人の精神みたいなものを感じていくのかもしれない。

べつに学んで欲しいとは思わないけど、彼の中で日本人の謎がいくつか解けたら
一緒に見る甲斐があるというものだ。

あとは、私が話すと眠りに落ちるほど退屈な坂本龍馬の物語なのに、実写版ですでに
のめり込んでしまってるマークス。しめしめ。

私がもう一つ楽しみなのは全部見終わったあとに、この伝記の登場人物で誰が好きか聞いて、
それについて話す事。

ああー、もう趣味がおっさんだわ。

2013年10月25日金曜日

続きが気になって仕方ないもの。

またまたお久しぶりでございます。

もうすぐ10月が終わろうとしていますが、振り返ると、まーアレですね。

土木作業しかしてません、ホントに。

超汚れ仕事。

本当は途中で業者を入れてしまおうという話にもなったんだけど、来年まで空きがないと
言われたので、自力で作業を進めています。

クリスマスまでに、という目標は、今だ健在です。

あと2回の週末の作業で壁塗りはやっと完成。
その後は塗装屋さんに天井のペンキを塗ってもらい、私はカーテンを作って。

それから、それから。。。。

11月は、もうちょっとキレイな仕事をしたいわ。


ところで、、、、

何だかんだ言って、好き好んで内装仕事をしている私が、大好きな日本のテレビ番組。

「劇的ビフォーアフター」

日本に居る時から、よく見てました。

番組が一度終了した時は、残念で仕方なかったなー。
いつ復活したのか知らないけど、ここ1年ぐらいはドイツでちゃんとチェックしてます。

ドイツでは日本のテレビが見られる動画サイトで、運が良ければ毎回見られるんだけど
見られないときは、YOUTUBEで探してでも見る。

この番組が好きなのは、そのリフォーム前の家に住んでる人には気の毒なんだけど、
どんだけ酷い家なのか、そのタイトルも悲惨すぎるし、よくもここに住んでたなという驚きというか
そういうのもまた面白いという、私も失礼なヤツなんですが・・・・

例えば

「兄が帰れない家」
「裸でトイレのドアに挟まれる家」
「窓の向こうに叔父さんがいる家」
「行く手が険しい家」
「孫がおびえる家」
「空回りする家」

などなど、もーーー、面白すぎる。

こんなの見たいにきまってるでしょ。


それで、それで、この前発見してしまったのがこちら。

番組初、海外からの依頼。
パリ:築150年の廃墟同然のアパートのリフォーム。

あああーーー、待ってましたこういうの!

「劇的ビフォーアフター 台所でシャワーを浴びる家」 (←このタイトルは惹かれないね)
  http://www.youtube.com/watch?v=KzZHAM8txMc


700万もかけてリフォームとは、どうしてもパリがいいんでしょうね。

 ちなみにこのレベルの廃墟なら、私の住む街ではタダでもらえます。笑

で、これどうやら2部作で、放送後3ヶ月でリフォーム完成の予定なんだけど
まだ、放送されてないのよねー。

ああ、続きが猛烈に気になる。

しかし、この番組にお願いした依頼者さんは賢明ですね。

狭小住宅リフォームなんて、日本人の専売特許でしょ。

こっちの人ではあまり思いつかない発想で、パリのアパートに物凄い収納スペースができたり
デッドスペースが活用されたりするんだろうなー。

もう、人の家なのに夢が広がる。

早く放送されないかなー

2013年10月18日金曜日

手前味噌2013 完成

去年の10月に仕込んだ味噌。

麹菌を買ってきて、米麹から手作りして1年熟成させてようやく完成の日を迎えました。

その様子はこちら、「米麹を作る」 にあるんですが、あれから1年経ったのかー。

米麹作りは初めてだったんだけど、一応それらしいものができたので、ついでに 流行の
塩麹なんてものも作ってみましたが、失敗しました。

なので、その麹での味噌作りも失敗かなーなんて思ったけど、もう仕込んじゃったし、
どうなんだろうと、たまに気になったりしつつ、台所の隅っこに放置。

この1年で様子を見た回数は、3回。

仕込み3ヶ月後の天地返し(混ぜる作業)の時と、一度友達と途中経過の味見をした時と
いつだったか壺を蹴っ飛ばしちゃって、中の重石(塩の蓋)を元に直すため。

その3回のどこで見てもカビらしきものは発生していなく、壺仕込みに自信が持てるように
なりました。





 大豆と米麹1kg、塩430g で出来上がり総量3,6kg。
材料費は10ユーロぐらいでしょうか。
一番高いのは塩です。材料費の半分は塩。

手前味噌というからには、もちろん自慢の一品でありますよ。
おいしいの何のって。


だけど、せっかくの壺仕込みなのに保存がプラスティックって味気ないし、なんとなく
体に悪そうだし、味噌にも悪い気がする。

とは言うものの、うちの冷蔵庫は小さいので瓶詰めにして3キロ分も保存しておくスペースも
なし。

色々調べた結果、冷凍保存できると知ったので袋詰めにして巨大冷凍庫に入れましたが
ほんとは瓶(かめ)にいれて地下室で保存したい。

瓶に味噌とか漬物があるお家に憧れてるので 笑

なんかいいアイディアないかなー???

ちなみに味噌って冷凍しても、固まりません。初めて知りました。


来週あたり、土方仕事が落ち着いたら来年分の味噌を仕込もうと思います。

とりあえず、2013年手前味噌、大成功!

2013年10月12日土曜日

ガテン生活3週目


暖炉部屋の工事、まだまだ続いてます。

言いだしっぺは自分なんだけど、部屋の壁全面を土壁にすることにしたので
その下地作りやら、暖炉本体を固めて行く作業を同時にすすめております。

仕上がりはきっとメチャメチャいいと思うんだけど、この作業の量は想像以上。。。

モルタル、下地塗料、土壁をこねる日々。



最初はへっぴり腰で使いこなせなかったこのマシーンも、ガテン生活3週目ともなれば
幾度の筋肉痛を経て付いてきたガテン筋のおかげで、今ではこんなの朝飯前。

暖炉を土で固めるのは、左官作業なので腕の筋肉も心なしかムキっとしてきたぞ。

あーーー、ほんとに、今月に入ってからはコレしかしてない!
毎日毎日、そりゃあ鍛えられるよなー

土壁塗りはものすごく大変で、下地の土壁を塗るために、その下地を作る。
なんのこっちゃわかりませんね。

これが、その下地の為の下地です。


今、この部屋の壁全面がこんななんですが、病気になりそうな模様です。
なんか、精神が不安定になる空間というか、だから1日も早く下地塗り作業に取り掛かり
たいところ。

このブツブツの下地作りは、泥ダンゴを作りひたすら投げて擦り続けること5時間。

これでいいのかと思いながらも、全力投球。

指示通りやったつもりだったけど、どうやらちょっと違ったらしく、イメージのすり合わせって
大事よねーと思ったり。

ちなみに、このブツブツの上に下地になる土壁を塗り、その上に仕上げの土壁、そして色塗り
という、4段階で仕上げることになります。めんどくさーーー。

それはそうと、現場のマー親方に不満が募ってきた今日この頃。

ガテン筋が付いてきたなんて喜んではいるけど、実は肉体労働に限界を感じる時期に
突入してきた。

作業工程は全部親方の頭に入っていて、労働時間も「様子を見つつ」「出来る所までやる」とかで
終わりが見えないまま作業が進む。

私、こういう仕事の仕方が一番気嫌い。

やるのなら、毎日作業工程も時間も決めて、決まった時間に切り上げたい。

体力勝負の現場なので、 終わりが見えない仕事はモチベーションが保てない。
体がついていかないと、作業がただの辛いだけのものになり、効率も悪くなる。

そんな事を今日の作業前に話して、もうちょっと現実的な、そして私に優しい作業工程表を
一緒に作って書き出して見る。

いいじゃなーい!

やっぱりねー、私は終わりがない物事というのは楽しめない人なのねー。

終わりがあるから、区切りがあるからそこまで頑張ろうとか、そこでまた切り替えようとか
そういうのが必要。

今日更新された計画表で、やる気も俄然アップ!
 昨日の作業で二人して体がボロボロなんだけど、明日も明日の分だけ頑張ろう!

目標はクリスマスまでに完成させること!

それにしても、あと2ヶ月でクリスマスだって。

時の流れの速さが恐ろしい。。。。

2013年10月6日日曜日

新しいドイツ語?

10月3日、ドイツ統一記念日。

「で、壁がなくなってよかったと思う??」

朝イチの突拍子もない質問から、色々発展してドイツの歴史を振り返るという
少々重たい1日の始まり。

そんなつもりじゃなかったんだけど。。。。

まあ、しかし、充実の話し合い。


先週はその統一記念日があったので、テレビでも東ドイツ時代を背景にした映画だとか
統一をテーマにしたドキュメンタリーなどが色々放映されていました。

夜、ソファーの端と端に向かい合うようにしてすわり、お互いそれぞれのパソコンでちがうことを
していたその時、マークスが突然

「フクヒラ!」

と、私の方を見て言ってきた。

私はてっきり日本人のフクヒラとかいう役者が出てるテレビを見ているのかと思ったので

「ふーん」

と聞いてるような、聞いていないような、どうてもいい返事をして軽く流したんだけど

するとマークス、もう一度こっちを見て

「フクヒラ、OHペーター フクヒラ ヒヒヒ」

と言って笑っているのである。

もう、フクヒラフクヒラうるさいので、その画面を覗いてみると、そこには私達の住む街出身の
役者(ちょっとした知り合い)が主役を務める映画が流れていた。

「フクヒラって知ってる?」

何ナニそれ???


今もたまーにいるけど、その昔一斉を風靡した髪型といえばウルフカット。
前髪が短くて襟足が長い、デヴィッド・ボウイから長州力まで国境を超えて愛された
あのヘアスタイル。

あれをドイツ語で言うと、「vorne-kutz-hinten-lang」(前短く後ろ長い)で、それをさらに縮めたのが
vokuhila。

正確にいうと「フォクヒラ」。

ああ、そうなのね。あのペーターがウルフカットだったから可笑しかったのね。

 ドイツにも日本ほどじゃないけど、ヘンな略語とかたくさんあります。

ちなみに、その映画。

まぁ、ありがちなラブストーリですが、東西それぞれドイツ人の生活模様や
メンタリティーが分かりやすく描かれていて、おもしろかったです。


Jedes jahr im Juni (ドイツ語)

http://www.ardmediathek.de/das-erste/filmmittwoch-im-ersten/jedes-jahr-im-juni?documentId=17411140

2013年10月1日火曜日

ドイツ人のDIY魂


度々記事にしているネタなのですが、多分共感する方も多いと思われる
ドイツ人のDIY精神の高さ。

日本人がやらなさすぎという見方もあると思うんですが、それにしても個人でやる
内装工事や壊れたものを修復するスキルなんかは、もう業者泣かせというか
こんなことまで個人でやっていたら、業者の出る幕はどこなのよ、と思ってしまう。

うちは、アパート貸しを副業にしている大家さん一家なので、内装工事や修理にまつわる
工具が一通りプロ並に揃っている。

それはもう日曜大工とかの範囲ではなくて、こんなの何年かに1度しか使わないんだから
誰かに借りれば良いんじゃないかという機械がけっこうある。

例えばただの木材からフローリングの床材に仕上げる機械などなど、日本で言うなら
ホームセンターのおじさんに頼むレベルの加工が家で出来る仕様になっている。

そのほかにも、うちは木工所なんじゃないかと思う機械の数々。

最近その機械を前にして思うのは、この親子は内装に必要だからこういうのを持ってるんじゃ
なくて、これが使いたいから内装の仕事を増やしているのではないかと思ってしまう。

そう、多分親子そろって機械&工具オタクなのだ。

実用性のあるもの(と、本人達はそう信じている)なので、ヘンなものにお金を掛けられるよりは
よっぽどましだけど、そんな物買ってどうする、家でも建てるのか??と聞きたくなる。

そして、もうすでに家が建てられるだけの工具があり、そのスキルはとっくに習得していると
思われる。 素人のくせに。

で、こういうDIY精神高き人間を身近に置いて一番やっかいなのが、「この家具は買おうよ」とか
「これは誰かにやってもらったほうが早いよ」というものを、自分達で出来る所までやる
というのが前提の人たちなので、例えば家の工事とか全然はかどらない。

この家に住んでもう3年経ちますが、まともに人を通せるところなんて台所ぐらい。
いつもどこかが工事中。

今工事を進めてるリビングルームも、暖炉こそ仕上りに近づいてますが、この部屋を
完全な状態で使えるのは、いつになる事やら。。。。

最近の工事現場

部屋の角に新しく電源をとるところが欲しくなったマー先生。
この部屋にはすでに2つの電源差込口がありますが、電線を自分で買ってきて
埋め込み配線をする技術があると、こういうことになります。

夫よ、君は何故、壁をそんなふうに掘る機械を持っているのか

延長コードは美しくないそうです。

うん、それは何となく分かるけどね、新たな差込口、わずか5センチ四方の部品を設置するが
ために、壁紙全部剥がしたっちゆーの!!!

しかも、築100年の家なので、先人が残していった成分不明の怪しい塗料や接着剤やらが
何種類も壁に張り付いていて、剥がすのも超ーーーーーーー大変。ホントに。
なんでそこに、その範囲にシリコンがベタ塗りしてあるのか、作業した人に問い正したい。

そして、言ってやりたい。

「バカじゃないの???」

先週はこのシリコンやら謎の接着剤と戦う日々。
そして、その戦いは「バスルーム」という地でもしばらく続きそうです。

現場に入ってもう何日目だろう。こんなの一生に一度でいいや。。。


私も女性ながらけっこうなDIY精神は持っているつもりなんですけどね
ドイツ人のそれに追いつくには、精神というより、「根性、忍耐」が必要かとも。

こんなのやってらんねーけど、やり通さなきゃいけない「根性」



いつまでも終わらない現場を見て、それでも手作業に拘る夫を見て耐える「忍耐力」

我が家を、もう手の加える所がありませんという状態まで持っていくのには
彼の中では10年以上かかる予定の、壮大なプロジェクトらしく。

10年掛けてコツコツやっていくのが楽しみな彼。

やはり私は忍耐でもって万年工事中の家で暮らしていくしかなさそうです。