2013年3月29日金曜日

ベルリンの古着屋めぐり。。。とか

2日目。

朝、身支度をしているときに何気なく話しかけた同室の宿泊人。
なんと、彼女が住んでる所は、マーが働いてる場所のすぐ近くだった!
世界は狭しだねー、、、なんていいながら色々と話が盛り上がり
そのまま一緒に朝ごはんを食べに行った。

彼女は日本の文化、特に禅行にとても興味があるらしく、その日読んでいた本も
日本の有名な禅僧が書いた本だった。

なんだろう、この偶然は。
ホステル泊は、こういう出会いがあるから面白いのね。

連絡先ももらったので、こんどゆっくり遊びに行ってみようと思う。

この日は古着屋めぐり。

場所や店の名前はリサーチ済みで、手際よく周るために結構ちゃんとスケジュールを組んだ。
古着屋と言っても、例えば高円寺や下北みたく固まって店があるわけではない。
なので、この日は電車の1日券を買って、移動に移動を重ねながら周った。

この日だけで8件の古着屋に立ち寄ったけど、全然ダメだった。
お洒落古着屋は、たいした物ないのに高すぎるし、リサイクル系の店もいけてない。

いや、もしかしたら自分の目線が変わっただけなのかもしれない。
どんなにいけてない古着屋からでも、掘り出し物を見つける才能(昔はこれで食べていた)が
もう、ない。。。情熱もない。

ただ一軒だけ、ココロときめいたお店がこちら。






 10年前にここにきていたら、バカ買いしていただろうなー。
という感じの、ちゃんとしたビンテージとかもあるお店。主に70´S。
ブーツの数が半端じゃなかった。

ほかも色々行って、なんか買ったけど(服じゃなくて、布ばっかり)、文章にする情熱がないので
古着屋の話はここまで。。。

この日、昼は寿司屋に行き、夜は日本人がやっているラーメンを食べにいったりと
まぁ、贅沢な1日だったこと。
誕生日の日の一人餃子ビールの穴が埋った気分。

ラーメンは、ラーメンというより乗っかっていた角煮に涙しそうになりました。

翌日はフリマめぐり。4会場ぐらい周った。

色々面白いこともあったんだけど、すごく疲れていて、そのときの事を思い出すのも
疲れるので、余り多くは書けないなー。。。

とにかく、めっちゃくちゃ寒かったのです。
寒くて、手袋とか外したくなかったので写真がない。。。

しかし、こちらは色々買った中でもとっておきの戦利品。

ごみを売ってるような所のダンボールの奥から見つけたホーローの片手鍋。
ホコリにまみれて埋ってたけど、洗って磨いたら新品同様。

まさに掘り出し物!お値段、まけてもらって4ユーロ。


サイズ、色、形、使い心地がもう完璧なの!


ベルリンの古着屋は個人的にはダメだったけど、フリマは会場を選べばすごくいい物も
沢山あった。しかも、安い。
観光客とかわんさか居るフリマでも、けっこう安く商売しているブースが結構あった。

今度は夏の季節がいいときに車で来て、仕入れでもしようかしら。。。。

そして、この日の夜は以前働いていた会社の社長が出張でベルリンに立ち寄るとの
ことだったので、落ち合うことに。
夕飯時に飲みに行くはずが、飛行機がおくれて結局着いたのが夜の11時。
なので、ホテルのバーで2時間ほど飲んで終了。
お土産を受け取るだけの為に会ったみたいな、束の間の再会だった。。。

最終日のホテル。
待ち合わせの兼ね合いもあり、駅近くのラマダホテルに泊まる手筈を整えてくれた。
鍋とかいっぱい詰まったバックパックを背負った日本人には、あきらかに場違いなホテル。
 しかし、やはりホテルは快適で、何が良いかと言うと、窓を開けて寒い部屋で寝られると
いうこと(笑)
もう、暖房効いた部屋だと気分が悪くて眠りが浅くなってしまうのです。
ますます、ドイツ人ぽくなって来たぞ。

そんなこんなで、他にもクロイツベルグ周辺や、壁があったイーストサイドギャラリーとか
色々行きましたが、全部は書けませんね。

だけど、地図を片手にてくてく歩き回り、疲れたらカフェで暖まりながら本読んだり
ボーっとしたり、美味しい物も食べたし、いい出会いもあったりの、楽しい誕生日一人旅でした。

年に1度はやりたい一人旅。

来年はどこに行こうかなぁ。。。


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2013年3月27日水曜日

てくてくベルリン探索の旅 


先週の金曜日から、ベルリンに行ってました。

ドイツ住んで3年になるのに、意外と近くてしかも安く行けるという事を最近知り、
丁度マークスも出張でいないし、どうせ行くならのんびり好きな事だけしようということで
片道電車で2時間、3泊4日のぶらり一人旅。

上京物語?楽しみ楽しみ!

例えていうならば、長野あたりの田舎町から東京に週末遊びに出かけるという感じ。

こういう感覚は初めてですね。

「ベルリンさ、行ってくるべ」

ほら私、今は立派な田舎ものなのでね。

宿泊先はホステルのドミトリー。1泊13ユーロ。

一人旅の時はドミトリーに限る。
ま、いいときも悪いときもあるけど、面白い人と出会えたり、あとはやっぱ人恋しくなったときに
喋れる人がいるのがいい。

旅の目的は。。。。

マーケットめぐりと、古着屋めぐりと、フリマめぐり。
あとは人間観察。なにかのめぐり合いも期待して。

地図を片手にしゅっぱーつ!




 写真の左側、これはベルリンの電車の路線図なんだけど、これがヒジョーにわかりやすい。
 私が思うに、これは東京といっしょ。

東京とベルリンの路線、方向、位置関係などを同時に考えて、自分の現在地を確認する。
たとえば、Alexanderplatzは東京駅で、中央駅は新宿。
Spandauは下り高尾方面、上りはWarschauer Str、みたいな。

地下鉄も同様に簡単。

とにかく、鉄道、バス、トラム、地下鉄が網羅しているので、移動がめちゃくちゃ楽だし
それに、ベルリンってドイツの首都なのに、全然混雑していない。
いや、それなりに人はいるけど、東京のようにイヤな過密ぶりはない。

住みたいとは正直思わなかったけど、暮らしやすい街なんだろうなー。

さてさて、ベルリン日記。

初日は昼前について、ホステルに荷物を置いてお目当てのトルコマーケットへ出かける。
地図上の距離感をつかむために、初日はなるべく徒歩でてくてく周る。

トルコマーケット。
お目当てでもあった生地ショップの数々。
安くて、種類も豊富でテンションが上がった。探していたキャンバス生地も専門店があるほど。

 



 用途は分からないけど、無駄に買いたい気持ちをぐっと抑えて鑑賞だけにとどめる。

マーケットは地元民と観光客でごった返していた。

トルコマーケットというぐらいだから、そりゃーもうトルコの食べ物がいっぱいあるわけで。
何を食べていいかも分からなかったけど、一番最初に目に付いた店で、威勢良く売り子を
しているおねえちゃんのいいなりに、差し出す物を買ってみる。

名前も知らない食べ物だけど、これがメチャメチャおいしかった。迷わなくて良かった!

それにしても、うらやましいぞベルリン人。
こんなステキなマーケットが近くにあって。。。
それとも、住んでいればそんな有難みもないんでしょうかね?

さて、腹ごしらえをした後は、マーケットを2周して、寒すぎたので一旦宿にもどることに。

けっこうな距離を歩いたし、疲れたのでこのまま寝てしまおうかと思ったんだけど
近くにユダヤ人の博物館があるみたいだったので、行ってみた。

この博物館には、古代からユダヤ人がどうやって生きてきたかとか、どうやって民族が発展して
きたかとか、どういう習慣があるかとか、そういうのがもうこれでもかというぐらい展示してある。

         


 ユダヤ人といえば、どうしてもホロコーストばかりを思い出してしまうんだけど、この博物館を
見て周る限り、あの残虐極まりない時代のことは、歴史の一部に過ぎないんだというぐらい
もっと沢山のユダヤ人の色んな面を知ることが出来る場所だった。

          

こういう博物館が首都にあるということは、ドイツという国があの残忍な歴史の責任を
国家レベルで取っていこうという姿勢の現れなんだと思うと、とても感慨深くなった。

そして、なおさら思ったのです。日本はなんて遅れているんだろうって。
世界平和なんていう前に、隣国との平和を取り戻すために覚悟してやるべきことが
あるんじゃないかと思うんだけど。。。

そんなことをぼんやり考えながら、暗い夜道をトボトボ歩きベルリン1日目が終わる。

疲れ果てて宿に着くと、入れ替えでリトアニア人のギャル2人がトリプルアイライナーと
妙にエロいタイツで気合を入れて、夜の街へと繰出して行った。

 「どこ行くの?」

「わかーんなーい、どっかいいところを探しにぃ~」

もう一人いた宿泊客も、出かけて行った。

運がいいぞ、今回の宿。
静まり帰った部屋で、今日を振り返る隙もなく爆睡。

明日に続く。。。

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2013年3月20日水曜日

ひとりぽっつの誕生日、再び。

今日、誕生日でした。
38歳になりました。
今までどおり、自分らしく自分の道を、慎ましく楽しく生きて行こうとおもいます。

去年の誕生日もそうだったんですが、今年もマー先生がアメリカに出張中のため
お一人様の誕生日です。

お祝いは、マーの誕生日(1月)と兼ねて、多分夏にやると思います。
季節がいいときにやったほうが断然楽しいし、夏の料理の方がなんとなく簡単だし。

今日は、いろんな人からメールをもらったり、電話をもらったり、スカイプしたり、
お花を持ってきてくれる人がいたりしたので、全然さびしい感じは無いです。

なんですが、こういう時に街に住んでいたらなーと思ったりもします。

ドイツの誕生日は、誕生日の人がホストになって人を招いてお祝いしますが
こんな辺鄙なところに住んでるが故、人を招待するにも気が引けてしまいます。

かといって、自分の住む街に心通うお友達は、残念ながらまだ居ません。
知り合い程度なら多少はいるけど、寂しさ紛れにちょっとした知り合いを呼んだところで
余計に虚しいでしょう。

だったら、こういう日は一人で過ごすに限るのです。

いいのいいの、そういうので。

 庭でキャンプファイヤーやったり、芝生でゴロゴロできるような季節になったら
一気に人を呼ぼうと思ってます。


ところで、今日でFastenzeitが終了しました。Veganzeit終了。

本当は月末までの予定だったんだけど、マーはアメリカに9日もいるので遂行は無理と見たし、
私も誕生日の時ぐらい好きなもの食べたいよ、ということで早めに切り上げることにした。

でも、1ヶ月はやりきったので十分でしょう。やりきったというより達成率90%ぐらいだけど
初回にしては頑張った。

しかし、いざ節食明けだからと言って、これと言って食べたいものがない。

「終わったら即効でチーズと卵を買いに行く!」と意気込んでいたくせに、そういうのがないの。

慣れちゃったんでしょうね、この食生活に。

それならそれで、いいんじゃないでしょうか。無理して戻す必要もない。

今回の節食で得たものは、健康とか達成感とかよりも、これからの食生活や、やはり肉食のことを
見直すいい機会になったことかな。

 ちょっとこれは長くなりそうなので、また明日にでも書こうかしら。

ということで、この日のために解禁日を早めたわけだから、何か美味しい物でも作って
贅沢三昧をしようと思うも、買い物に行くのも面倒で、結局いつもどおり冷凍庫を漁りに
行ったら、節食前に作った餃子があったので、2人分をぺろりとな。
贅沢ぅ~。。。笑 (ちなみに去年の誕生日は塩昆布おにぎりだったと、ブログに書いてあった)


頂いた蘭と薔薇を眺めながら。ここにラーメンがあったら完璧なんだけど。。。


 久々のお肉。餃子に入ってる微々たる量の肉が、もう重くて重くて。。。。

実は明後日から4日間、ベルリン遠足に繰出して美味しい物をたくさん食べようと
思ってるんだけど、大丈夫かしら、私の胃?


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2013年3月19日火曜日

不思議な動物ビスカチャ


相変わらずテレビがない生活なんですが、ドイツにはとてもスバラシイ公共放送があって
そういうのはたまーにパソコンで見てるんだけど、この前、南米の旅番組を見てたときに
発見した面白いヤツ。

この子、知ってる???


Viscacha。ドイツ語ではHasemausと言っていた。
                 

もー、どしても気になって面白すぎるので、是非ご紹介したい。

なんなら画像も見て欲しい。




アンデスウサギとも呼ばれているらしく、南米に生息しています。

動かざる事、地蔵の如し

毛を纏った地蔵様が今日も地球の裏側で、陽の光を浴びているよ、半目で。

なんという平和な!

ちょっと振り返った時に、こいつが居たら。。。。

吹き出すかな? 笑

感心なのは、こんなメタボ体系からは想像できないくらい、危機が迫ったときの動きの早さ。
この差は一体!?

世の中、いろんな生き物がいるものですね。

ウユニかー、いつか行ってみたいなぁ。。。

2013年3月18日月曜日

邪道?季節外れのシュパーゲル


先日マーケットに行ったら、シュパーゲルが店頭を賑わせている八百屋さんが
けっこう出ていた。

もうそんな季節???

じゃないのです。

ドイツではまだまだ季節じゃないけど、ギリシャでは今が旬なのかな?

とにかく、ギリシャ産のシュパーゲルをたくさん見かけました。




いつもだったら、この季節外れのシュパーゲルを見かけても、ドイツものが出回るまで
我慢の子で絶対買わないんだけど、 よく考えてみたら、今年のシュパーゲルの時期は
ちょーどUrlaubでドイツに居ない予定なので、今のうちに食べておこうということで
2束4ユーロでお買い上げ。

お味のほうは??

まぁ、期待もしてなかったんだけどね、食い意地は張るもんじゃないですよ、ことみさん
という感じです。ポキポキ折れるし、Holzigだし。

食べれなくはないけど、やっぱね~。。。。

今、バター禁止なので定番の熱々バターで食べられなかったというのもあるのかも
しれないけど、美味しいシュパーゲルはやっぱり5月まで待ったほうがいいです。

その季節の旬のものを食べる。
たまに欲に駆られて色々買いたくなりますが、 こんな基本的なことを忘れちゃうぐらい
マルクトには何でもかんでもあるから、ついつい目移りしちゃうんですね。

マンゴーとか、やっぱおいしくなかったもん。。。
冬に食べるもんじゃない。

うん、知ってた。


・・・・それにしても、ドイツでは異常な天気です。
3月も後半に差し掛かろうとしているのに、深々と雪が降ってます。

去年の今頃は、もう畑仕事が始まっていて日焼けするほどのお天気だったのに
どうしちゃったんだろう?

こんな天気なので、渡り鳥が戻ってきても調子狂うだろーな。
それとも、ドイツがまだ冬だということが遠くからでも彼らには分かっていて
ちょっと行くのずらそうかぁ、とかなってたら、スゴイんだけど!

明日は当番なので、早起きして雪かきかぁ~。。。はぁ。


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2013年3月15日金曜日

暖炉完成!

暖炉作り、最後の記事です。

四日目。
総仕上げ作業は深夜1時まで続く。

この暖炉は8人で作ったんだけど、完全なるチームワークで作業は進んでいたし
個人の持ち場もはっきりしていた。

ブロックを切る人、ブロックの接続に使う粘土を作る人、ブロックに粘土をつける人
そして、ブロックを積み上げて行く人。

この持ち場のどこかに欠員が出れば、作業は滞ってしまう。

最終日の日曜日、雪が降り出したこともあり、遠くはリューベックから来た参加者が
悪路を心配して早々に引き上げた。

そしてもう一人の参加者も、どうしても外せない用事があるとの事で帰って行った。

予定では8時ごろに終わる予定が、この2名が抜けただけで5時間延長して作業することに。

一人一人の労働力の賜物でこの暖炉ができていたんだと実感しました。

もう一息!

もうみんな働きすぎて、Ofenbauハイ。
私はそのころ14人分の弁当作りで、Cookingハイ状態。

疲れてるけど完成間近の興奮も高まり、みんな以上にテンションが高かった。

完成作品。
 



軽く要塞のような佇まいで、未だに若干違和感があります。
でかすぎてビックリする。
まぁこれも慣れてゆくことでしょう。

そして、反対側。
こちらは至ってフツウ。。。

  


これは薪をくべて火を起こすとこのドア。
上はBackofen。パンとか焼けます。
ちなみにこのドアはアンティークのもので、Ebeyで買いました。


              


ということで、無事に完成したんですが、完成したといっても土台だけで、これから3週間かけて
乾かし、この上にさらにLehm(漆喰)を塗って、もうちょっと角が取れた優しい感に仕上げます。

今年の秋から、また寒くなる頃までには、なんとしてもこの暖炉を完結させ、土壁塗料で
壁も仕上げ、家具も入れて、人が呼べるリビングルームにするのが目標。

そして今年も始まって3ヶ月半ですが、そんな目標と工事予定を立てていて気づきました。

今年もあっという間に終わるな。。。。

うん。


今週は久々にガッツリ疲れてしまい、後片付けと掃除意外はダラダラと無気力な日々を
過ごしてましたが、来週は誕生日もあるので、また新たな気持ちで過ごしていきたいと思います。
という、勝手なフレッシュ宣言。。。

暖炉作り 

いつも読んでくれて、ありがとう!

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2013年3月13日水曜日

暖炉作り +++参加者編+++


今回の参加者の中で一際興味をそそられたのが、めっちゃイケメンの親方と職人仕事の
放浪修行をしている青年。

親方については、私が今までの人生で出会った人の中で、ダントツ1位でカッコイイ人だった。
人柄も生き方も歩き方までいい。笑
あードキドキした!

 で、メインは放浪青年。


ドイツでは「Wanderschaft」という、職人を目指す者が放浪の旅を続けながら
いろんな工房や現場に入って技術を磨いてゆくという伝統があって、 若干21歳の彼も
その遍歴をして8ヶ月目の見習い職人でした。

伝統的なものというだけあって、そこにはけっこう厳しい掟があり、分かりやすいととこを
かいつまんで書くと、この旅をする者は、独身で子無し、借金があってはいけない。
道中は徒歩かヒッチハイク。(交通機関の利用は禁じられているわけではない、タブーとされている)

3年続く修行期間中は自宅から50km以内の範囲に立ち入ってはいけないし、同じところに
3ヶ月以上居てはいけないし、携帯電話も持ってはいけない。

そして極めつけ。修行中は金銭を受け取ってはいけない。

コレほどまでにストイックな方法で技術を身につけようという若者は年々減ってきて
いるようだけど、この修行はかつて、マイスターになるための必須条件だったそうです。

現在もドイツには、何百人という人が国内や近隣諸国で修行の旅にでていますが
そのうちの1人に会えるとはホントに奇遇なことです。

多くの修行者がそうなように、彼もまたとても礼儀が正しく、人一倍勤勉に働く青年でした。

21歳とは思えない、精神の清さというか、ものすごい視野で世の中を見ていて
若かりしころの自分を、思わず恥じました。

そして、お金はあげられない原則なので帰り際にOmaがやってきて

「ほれ、若者よ、良い旅を続けるんだよ」

と、袋いっぱいのお菓子と果物を渡す場面が、とても印象的でした。

私も真似して、袋に色々詰めて渡してあげました。

 「武士は食わねど高楊枝」だっけ?

お金がなくても自分の旅を誇らしげに語る、そんな彼にぴったりな言葉だと思いました。
 (ああ、私こういう人に弱いんだよなー。。。。)

 このWanderschaftというすばらしいいドイツの伝統を、日本の皆さんにも知らせようと思い
彼の写真を色々撮ったんだけど親方がネットでの写真公開を全力で拒否するため、
正面切っての写真はのせられません。(顔の部分とか加工するの嫌いなので

なのでネットからひっぱて来た画像で。
これが、放浪修行期間の正装。


ヒッチハイク中なのかな? 

日本の寅壱ニッカポッカも、アレはアレでかっこいいけど、こっちはもっとステキ☆

来る時は洗い立ての正装で登場し、そのままそれが作業着になるので
帰りはかなりボロボロな感じで帰って行きました。

ということで、珍しい参加者のお話でした。
長くなったので、完成編は後ほど!


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2013年3月12日火曜日

暖炉作り その2

暖炉作りプロジェクト 2日目&3日目

初日の進行具合で先が少し心配された現場ですが、翌日はみんなの頑張りで
ここまでできました。
扉も置かれ、それっぽくなってきています。






逆サイドはこんな感じに。
個人的には、こっち側のほうがよくある暖炉という感じで、しっくりきました。

      



しかし、メインのオーブンは、図面が立体的になるにつれ、どうなってくの???と
思ったのが正直なところ。




私の毎日のスケジュールはこんな感じ。

朝7時頃起きて、7時半すぎから始まる朝食の準備をする。
コーヒーの人、紅茶の人、ハーブティーの人、黒パンの人、白パンの人
それぞれ用意する。

そして8時半すぎから仕事が始まり、私は片付けと食器洗いと昼ごはん作りに
午前中を丸々費やす。

ゆったりとランチを食べ、このあとの片付け、洗い物に1時間費やし、その後はヒッソリと昼寝。
15分ぐらい。
この時点でもう疲れてるんだけど、ハッと目が覚めて、コーヒー休憩の準備に取り掛かる。

ケーキは近所に住むOmaが毎日焼いて持ってきてくれたので、大助かり。

その後はまた洗い物して、翌日の食料調達に出かける。

帰ってきたら夜ご飯の支度。

こんなにみんな重労働なのに、ドイツ式の冷たい夕食でいいはずが無いと勝手に思い込み
基本パンだけど、何種類かの副菜やらサラダをつけてあげることにしたので、ここでも
手間がかかる。

そしてまた大量の洗い物をしてから、みんなのお疲れビール会にまじり、そして就寝。Kaputt。。。。

最初は料理とかの片手間で工事に参加するつもりだったけど、無理ムリ。

料理も、当初の予定では「パスタ×トマトソース」とか「ポテトグラタン」とか超簡単なものを
大量に作って出すつもりだった。

だけど初日に予定を変更して作ったチリコンカンとバケットが大当たりし、これでハードルが
上がっちゃったので、まさか次の日のトマトパスタなんて出せる訳がないとまたまた勝手に
思い込み、昼ごはんへの情熱がエスカレートしてゆく。

工事に参加することをあきらめてからは、もうこれは皆さんを美味しい食事でもって
サポートするしかないと思い、料理に集中した4日間だった。

3日目の昼食。2種のタジン鍋と手作りホブス。

料理をしている最中も、ニコニコでキッチンを覗きに来る人や、料理の写真をとったり
皿まで舐めてほめてくれたりすれば、そりゃもう調子に乗るでしょ!

最終日は、寿司出しましたよ、寿司。笑
寿司に味噌汁に、2種類のチャーハンに春雨サラダ。

最後は完全にクッキングハイでした。

しかも、先週から始まった弁当プロジェクトがビックリするほど好評で、翌日持ってゆく弁当の
オーダーが14食分もあったので、もう飲んでなきゃやってらんなかった。

まぁでもね、基本好きなんです料理も、それでみんなが喜んでくれるのも。
だけど仕事にはできないなぁ。
よくコックさんが家では絶対料理しないという人がいますが、その気持ちがよくわかった。

たまにやるからいいんだろうね。。。

昨日と今日なんか料理する気もおきないので、余りものの野菜とケーキとインスタントラーメンしか食べてない。
ああ、明日の分のラーメン買ってこなきゃ。。。。なんて。
明日はさすがに何かつくろう。

ということで、暖炉作り3日目はここまでになりました。



 明日は最終日と完成作品、そしてこの写真にも写ってる帽子の彼のことを書きます。

彼は放浪修行をしている職人見習いなんですが、まさかうちに来るとは!


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暖炉作り その1

ふぅぅぅぅーー

やっとこさ終わりました、暖炉ワークショップ。
想像以上に超大変な日々でしたが、期待以上にスバラシイ暖炉ができました。
すごく面白い経験だったので、何回かにわたって投稿したいと思います。

まず、暖炉を作ろうとおもったきっかけは、マー実家にある鉄製の暖炉で
暖かさやその保温性は実証済みだったし、なにしろでっかい家の全部の部屋に
暖房を入れておくのは不経済。

ならば、2つの部屋を同時に暖められるよう壁をぶち抜いて、その両方の部屋から使える
暖炉を一つ作ろうという計画を立てたわけです。

あとは、出来るだけ自分たちで使うエネルギーを自給したいという願いもあってから。

最初はムーミンの家にあるような暖炉を作ってもらうというのが私の夢でしたが、
敢え無く却下。

しかし、それならばせめて鉄製ではなく漆喰で作ろうという意見は2人の間で一致し
計画から足掛け2年、やっと着工に漕ぎ着けたというわけです。

昔ながらの技法で作った一生物の暖炉を入れようと決めたものの、そう簡単に理想の
職人さんが見つかるわけでもなく、結局見つけたのはここから車で5時間もかかる所に住む
バイエルンからの職人さんでした。

設置した部屋は、片方が28㎡(約20畳弱)と23㎡(約16畳)の2部屋分で
部屋の大きさ故に、暖炉の大きさも必然的に大きくなってくる。

完成したものは後で公開しますが、部屋の一角に小さな部屋があるんじゃないかと
いうくらい、デカイ。

そして、そのデカイ暖炉を、総勢8名で1日9時間労働、4日かけて完成させました。

そもそもこのワークショップというのは、暖炉職人の彼が思いついたプロジェクトで
従業員は雇わず、一般の参加者をつのり人数が集まったところで開講する。
もちろん受講先は、うちのような一般の依頼者宅。ガチの現場だ。

だから今回の暖炉工事も、マイスターが一人のみであとは全員素人の受講者たちで
建てたものなのです。

ちなみに1人あたりの受講料は4日で350ユーロ。
ドイツの方々から、自宅に自分で暖炉を作りたいという人たちが集まりました。

最初はどんな風に作業が進んでくのかも想像出来なかったし、素人が作った暖炉なんて
いかがなものかと思ったけど、 知らない人同士が1つの目標に向かって物を作り上げて
いくというプロセス自体が、とてもとても美しくて、スバラシイ結束力を見せてもらうことができ
非常に感激しました。

それに、職人を数名入れて何週間かかけて黙々と作ってもらうよりも断然に良かったと
今は思っています。

この参加者たちとの出会いや、短い間だけど寝食を共にした楽しい日々は、暖炉作り最大の
付加価値というか、とにかくお値段以上の満足感でいっぱいです。

私はというと、毎日朝昼晩の三食+休憩時間のお茶やケーキの支度に追われ
工事に携わることは出来なかったです。

8名分のお世話というのは、想像以上に大変で、これまた大変な重労働でした。
その辺の事も、ちょこちょこ書いて見たいと思います。


さてさて、まずは1日目。

数時間の作戦会議の後、続々と資材が運び込まれてゆく。





そして一日目に終了したのが、これだけ。
だれもがこの時点で、4日で終えられるのか心配してたはず。



二日目の出来栄えはいかに??


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2013年3月4日月曜日

弁当プロジェクト、始動


今年に入り、仕事をするわけでもなく学校にも行かない超暇人な私。

仕事探すのも語学学校に通うのも、4月から2ヶ月というちょっと長い旅にでるので
今からやるのは中途半端で、しかも冬だからあんまりやる事ないし、ぱっとしない日々が
続いています。

小銭程度でもかまわないから、どうにか稼げる方法はないかということで
思いつくこと全てをノートに書き出し、実現できるものから順にやっていこうと決めて
今週からやることになったあるプロジェクトのお話。

旦那のマー先生は、自宅から130kmほど離れたところが勤務先なんだけど
大体は火曜の朝出て行って、木曜の夜に帰ってくるという仕事を続けています。
月曜、金曜はホームオフィス。

職場では食堂で昼食をとる人が多いんだけど、マークスは社食の食べ物が嫌いなので
お弁当を持たせています

社食の食事は、ドイツに居る人なら大体想像がつくと思いますが、大して美味しいわけでもなく
塩分、油分が異常に多いけど、3~5ユーロもあれば腹いっぱいになるので、沢山の人が
利用しています。

そして、その不味いといいながら食べてる昼ごはん1日分の金額を、私に預けてみないかと
しゃしゃり出てみることにしました。

その名も弁当デリプロジェクト。

マークスの職場の同僚に、1日分のお弁当を作って持っていってもらいます。

昨日はその第一弾。
自己紹介がてら、まずは無難なところから「のり巻弁当」。
5人分のオーダーが入り、せっせと作りました。



これで1人前5ユーロ。

ちょっとしたおかず的なものを付けたかったけど、予算の都合で寿司を詰めただけ。

本当はもうちょっと取ってもいいかなと思うけど、なにせここは東ドイツ。
そこそこ美味しいケバブが3ユーロもしないで食べられるという物価の地域です。

なのでここは儲けよりも、「自分は何かやっているぞ!」という満足感の方を重視して
一律5ユーロでこの先も作ってゆく予定です。

今後作ろうと思ってるのは 、しょうが焼き弁当、チンジャオロース弁当、エビチリ弁当
などの定番から、カレーや牛丼弁当、アジアン弁当などで、いくつも考案し
 アンケートプログラムで食べたいものを聞いて、多数決をとりました。

来週は一番人気だったしょうが焼き弁当に決定!

意外だったのが、私のイチオシ「ビビンバ弁当」と「ガパオ弁当(タイ料理)」の人気の無さ。
多分ドイツ人に馴染みがないだけで、食べたらきっと好きになると思うんだけど
食に保守的な彼らが、こんなヘンな名前の食べ物に心を開いてくれるまでは
時間がかかりそうです。

そんなことより、そんな彼らがこのプロジェクトに協力してくれることに感謝しなくちゃ。

さてさて、只今お昼時。
きっと今頃みんなでお弁当食べてるころだろうな。

感想が楽しみだ!

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2013年3月2日土曜日

土壁ワークショップ

昨日は隣町に行き、とあるワークショップに参加してきました。

「Lehmputz kurs」 土壁を作るワークショップです。

土壁といっても、ホントに土壁を作るんじゃなくて、土壁塗料を壁に塗るという作業です。
セメントを塗るみたいに。

壁を作る気満々で行ったので、ちょっと期待はずれだったんですが、これはこれで
ためになりました。


      
 

実はコレ、元々は自宅のキッチンを土壁にしたいと言っていたマー母に、
「ワークショップと、壁作りの資材+お手伝い一式」を誕生日プレゼントで去年の夏あげたもので、
 お母さんのために一緒に受講にいったんですが、実際やってみたらすごく面白いし
なによりも、土壁塗料の良さを知ってしまったので、もうこれは我が家でもやるしかないと
今、盛り上がってます。


キャンバス仕立ての壁素材にひたすら塗る練習。

             
  この塗料がスバラシイのは、まず天然素材だということと、この素材自体が呼吸を
しているような感じで、部屋の湿度も適度に保てるという点。
水周りにも適しているので、台所や浴室にもってこいの素材らしいです。

カラーバリエーションも豊富。

 そして何より、壁紙を貼るより楽。

我が家は古い家で、複雑な作りな上に家が真っ直ぐじゃないので、壁紙を張るのも一苦労。
だけど、この塗料なら壁紙よりも温かみのある空間ができるだろうし、何しろ簡単。

 もっと早く知っていれば、引っ越してきた時にできたのになぁ。

台所を一からやり直すには、ちとまだ早いので次回、多分5年後ぐらいにやるとして
まずは浴室。

ここも引っ越してきた時、苦労して壁紙貼ってペイントしたんだけど、面積もたいしたこと
ないので、まずはココを土壁にしようということになった。

そんなことより、手をつけなきゃいけないところがいっぱいあるんだけど、
これは今すぐやってみたい!

壁紙貼りが大嫌いな私が、久々やる気になってます!

興味のある方は是非

Lesando
 http://www.lesando.de/


あと、よく使ってる天然塗料を扱ってるところ

 
 Kreidzeit
 http://www.kreidezeit.de/Frameset/index.htm


さてさて、そんなことより来週から暖炉作りが始まります。

これは本物の漆喰仕上げなんだけど、4日かけての大仕事。

ついでに暖炉作りのワークショップをやることになっていて、職人さんはバイエルンから
コースの受講者はドレスデンとリューベックからと、方々からいろんな人がやってくる。

泊り込みの合宿なので、食事の世話だのなんだのと、マネージャの如く
あくせく働くことになるでしょう。大変だけど楽しみだ~。

着工間近!



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