2012年10月29日月曜日

子孫現る

秋休み中は結構な来客フィーバーだったのですが
ある日の朝、この家を建てたお偉いさんのお孫さんがいらっしゃった時には
幾分か緊張してしまいました。

私たちが住んでる家は、ドイツで俗に言う「Villa(ヴィラ)」というお屋敷でして
その昔、お金持ちのお家に嫁いだマーの大叔母一家の持ち物であり、時代を経て
私たちの手に渡った物件です。

この家を建てた人は、当時(戦前)地元の主要産業であった乳母車会社のオーナーで
その会社もヨーロッパで1番だかの生産高を誇る大会社だったそうです。
戦前の話なので、今ではその会社はないし、この家の資産価値も微々たるものです。
だから、私たちのような若造でも住んでいられるという、、、、

そして、この家で70年前に育ったというお爺さんと、お母さんがこの家で生まれた
という60歳ぐらいの女性がわざわざ遠くから、家を見たいと訪ねてきたのです。

当然家の中を一通り見ていかれたわけですが、 100年たった今のこの家をみて
何を思ったんだろうか。。。

家を建てた人だって、100年後に極東からやってきた女性が畳を入れるなんぞ
思ったはずもありません。
これにはおじいさんも少しショックを受けていたかしら。。。。

この街にもいくつかの屋敷が残っていますが、人が住める状態の家はうちを
入れてわずかなもの。
大半は所有者をなくし、幽霊屋敷状態になって壊されることもなく、不気味に
たたずんでるだけです。

だけど我が家は保存状態もよく、まだまだ健在なので、その点子孫の方々は
喜んでました。


ところで、すっごい関係ないんだけど、その時頂いたお土産。

マーティン・ルターの出身地からの訪問だったので
缶に入った「ルターパン」と「ルタービール」を持ってきてくれました。

なんですが、このルターが伊藤四郎に見えて仕方なくて頂いた時には
笑いをこらえるのに必死。

もう、一度思ってしまったら、四郎にしか思えない。ニンっ!!!
いやだなー、四郎缶。


どことなく、四郎。



ルターパン(Luther Brot)は、私が超嫌いなレーブクーヘンというドイツの
焼き菓子でした。

とにもかくにも、昔の家の様子が伺える写真を見せてもらったり、色々な話を
聞かせてもらったりと、貴重な日だったのでした。

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